R−TYPE FINAL、それはシューティングとしての「R」最後の作品です。
総機体数101機という圧倒的なボリューム
新しく追加されたAIモード
全3ルートのマルチエンディング
正に「R−TYPE」というシリーズを締めくくる超大作です。
…と、ベタ褒めしてあげたい所なんですが…
この作品、他のR作品に比べて面白くない…
その理由ですが…
1、酷い処理落ち。3面なんて敵全滅させても重いという…。
2、機体出現条件の単調さと厳しさ。
主な開発条件は次の通り。組み合わされてる場合もあります。
・特定のステージをクリア
・その機体開発条件が出現後、一定時間プレイ
・その機体の派生前の機体で一定時間プレイ(最も多い)
・特定機体の開発(複数指定されている場合もアリ。というかその方が多い)
・パスワード入力(ヒントはパケ紙の裏に全て記載されています。)
中でも酷いのが「その機体の派生前の機体で一定時間プレイ」。
同じ機体を2時間使い続けさせられる事もあり、正直苦痛です。
しかも処理落ちのせいで総プレイ時間が実際のプレイ時間よりも少ないという二重コンボ。
「R」の最後にしては、あまりにも悲しすぎる仕様です。
それでも、エンディング曲「PROUD OF YOU」が良い曲なのが救い。
賛否両論ありますが、俺的には最後を飾るには相応しい曲だと思います。
酷評されてるステージ曲も、そこまで酷くない。
むしろステージに合っていて良いんじゃないかな、と思います。
と、ある意味上級者向けのゲームになっていますが
R−TYPEの資料としては素晴らしいので
Rファンなら是非買ってみてください。結構品薄のようですが…。
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